リュックを担いで旅をしている間、写真を撮り続けた。 流れる景色や、そこを通り過ぎる人々を撮り続けた。 束の間の日常からの脱脚が、実は私の日常の延長なのだとその時感じた。 月日がたち、撮り続けた私の旅の眼をなにかのかたちで表現したいと思った。 例えば10年後、ふと過去を振り返った時、あの時の感覚を忘れることなく日々が続いていればいいと心から思う。